1歳からの「ことばの発達」って何を育てるの?
「まだ話さないけれど大丈夫?」
「何をしてあげればいいの?」
1歳前後は、ことばの“準備期間”です。
実は、ことばは次の3つの力が土台になっています。
①聞く力(見る・注目する)
・おもちゃや絵本をじっと見る
・呼びかけに反応する
・音や動きに注意を向ける
まずは「見る」「気づく」こと。
これは共同注意(大人と同じものに注目する力)の始まりでもあります。
共同注意は、後の語彙発達やコミュニケーション力に強く関係することが知られています。
②考える力(真似っこする)
・話し方の真似
・表情やしぐさの真似
「まねっこ」は脳の学習システムそのものです。
大人の表情や動きをコピーすることで、
ことばの回路が少しずつ育っていきます。
③話す力(思いを伝える)
・指さし
・ジェスチャー
・表情
・ことば
ことばが出る前から、子どもは伝えようとしています。
指さしは、ことばの前段階の重要なサインです。
遊びの心構え
①環境を整えよう
・テレビは消す
・おもちゃは1つずつ
・向かい合って座る
刺激が多すぎると、集中しづらくなります。
「わかりやすい環境」=「安心できる環境」です。
②モチベーションを観察しよう
・視線
・手の動き
・表情
「今、何に興味があるのかな?」
発達支援では、
子どもの興味から始めることが最も効果的とされています。
関わり方のポイント
①お手本を見せよう
隣で一緒にやってみるだけで十分です。
「ころころ」
「ぶーん」
「ぱっ」
大人が楽しそうにやることが一番の教材です。
②わかりやすく褒めよう
特別なことじゃなくていいのです。
・見たね
・触れたね
・やってみたね
試そうとした瞬間を認めることが、
自己肯定感と発達の土台になります。
③簡単なことばがけをしよう
おすすめは擬音語・擬態語です。
・しゅっしゅ
・ぱっちん
・ころころ
・ふわふわ
そして「実況中継」。
「ころころしたね」
「ぱっちんできたね」
説明よりも、共有することばが大切です。
親子で遊んでみよう
✔ 子どもの正面に座る
✔ おもちゃは1つずつ
✔ お手本を見せる
✔ 実況中継する
✔ たくさん褒める
特別な教材は必要ありません。
日常の中に、発達のチャンスはたくさんあります。
ことばは「安心」の中で育ちます
ことばの発達は、
訓練よりも「関わり」が大切です。
・視線が合いにくい
・指さしが少ない
・ことばがゆっくりかもしれない
そんな時も、まずは一緒に楽しむことから始めましょう。
ことサポでは
ことサポでは、
・医師監修のもと
・言語聴覚士が
・ご家庭で実践できる具体的な関わり方を提案します
オンラインでも、
発達の土台づくりは十分に可能です。
「ちょっと気になる」
その段階からご相談いただけます。
ことサポ 支援チーム(言語聴覚士・医師連携)
作成・監修:言語聴覚士 中田玲菜
医師監修:里宇 文生
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