1歳からできる! おうちで育てることばの力 ―今日からできる親子あそび―

目次

1歳からの「ことばの発達」って何を育てるの?

「まだ話さないけれど大丈夫?」
「何をしてあげればいいの?」

1歳前後は、ことばの“準備期間”です。

実は、ことばは次の3つの力が土台になっています。

聞く力(見る・注目する)

・おもちゃや絵本をじっと見る
・呼びかけに反応する
・音や動きに注意を向ける

まずは「見る」「気づく」こと。

これは共同注意(大人と同じものに注目する力)の始まりでもあります。
共同注意は、後の語彙発達やコミュニケーション力に強く関係することが知られています。

考える力(真似っこする)

・話し方の真似
・表情やしぐさの真似

「まねっこ」は脳の学習システムそのものです。

大人の表情や動きをコピーすることで、
ことばの回路が少しずつ育っていきます。

話す力(思いを伝える)

・指さし
・ジェスチャー
・表情
・ことば

ことばが出る前から、子どもは伝えようとしています。

指さしは、ことばの前段階の重要なサインです。

遊びの心構え

環境を整えよう

・テレビは消す
・おもちゃは1つずつ
・向かい合って座る

刺激が多すぎると、集中しづらくなります。
「わかりやすい環境」=「安心できる環境」です。

モチベーションを観察しよう

・視線
・手の動き
・表情

「今、何に興味があるのかな?」

発達支援では、
子どもの興味から始めることが最も効果的とされています。

関わり方のポイント

お手本を見せよう

隣で一緒にやってみるだけで十分です。

「ころころ」
「ぶーん」
「ぱっ」

大人が楽しそうにやることが一番の教材です。

わかりやすく褒めよう

特別なことじゃなくていいのです。

・見たね
・触れたね
・やってみたね

試そうとした瞬間を認めることが、
自己肯定感と発達の土台になります。

簡単なことばがけをしよう

おすすめは擬音語・擬態語です。

・しゅっしゅ
・ぱっちん
・ころころ
・ふわふわ

そして「実況中継」。

「ころころしたね」
「ぱっちんできたね」

説明よりも、共有することばが大切です。

親子で遊んでみよう

✔ 子どもの正面に座る
✔ おもちゃは1つずつ
✔ お手本を見せる
✔ 実況中継する
✔ たくさん褒める

特別な教材は必要ありません。

日常の中に、発達のチャンスはたくさんあります。

ことばは「安心」の中で育ちます

ことばの発達は、
訓練よりも「関わり」が大切です。

・視線が合いにくい
・指さしが少ない
・ことばがゆっくりかもしれない

そんな時も、まずは一緒に楽しむことから始めましょう。

ことサポでは

ことサポでは、

・医師監修のもと
・言語聴覚士が
・ご家庭で実践できる具体的な関わり方を提案します

オンラインでも、
発達の土台づくりは十分に可能です。

「ちょっと気になる」
その段階からご相談いただけます。

ことサポ 支援チーム(言語聴覚士・医師連携)

作成・監修:言語聴覚士 中田玲菜
医師監修:里宇 文生
©️2026 中田玲菜 無断転載・複製を禁じます

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